罠というほどのことではないですが、法改正により困ったことが起きています。
ただの僕の勉強不足なのですが、確認の特例より添付が免除されていたと思っていた設計図書の添付を要求されるようになりました。
というか、よくよく見てみるとそもそも特例には3階建ては含まれないので特例によるものではないと思われます。
で、何を要求されたかと言うとズバリ「設備図」です。
数年前木造3階建てをやったとき、特例がある場合との違いと言えば「構造計算」ぐらいのものでした。
いつからこうなったかわかりませんが、とにかく現在は木造3階建てに設備図は必須のようです。
「設備やさんにしか書けないと思います」
と言われてしまいましたが今後は自分で描くことも必要になってくると思います。
いわゆる木造3階建て程度で設備設計事務所は出てこないし、住宅だけをやっている設備やさんは設備図を描いていないという実態があるからです。
となると意匠やさんである我々が自ら描くしかないと思う今日この頃なのです。
2009年05月14日
木造3階建ての罠
posted by カナダ at 19:23| Comment(2)
| しごと
行政の言う事はいちいち鼻につきますね。
私意匠屋ですが、普通に毎回描いてます。
最初に共同住宅3階建てを受けてしまったときは何が何やらでしたが、専用住宅の3階建てレベルの記載内容でしたらたとえばエクスナレッジの確認申請マニュアルコンプリート版なんか見てみると申請に必要な記載レベルの設備図が解説つきで載ってますのでご参考してみてはいかがでしょうか。
経験していたからと油断するのではなく、初心を忘れず謙虚に取り組みたいですね。
紹介してくださった書籍、早速参考にしてみたいと思います。