2009年02月13日

業務報酬基準

(財)建築行政情報センター主催の講習会に行ってきました。



業務報酬基準とは建築士法で定められた報酬の基準で、この仕事にはこれだけの報酬を請求できますよというもの。



法令に載っているのは以前から知っていますが、計算方法等よくわからないところも多いのでどんなものなのか参加してみました。



では早速基準に習って

「戸建木造住宅150uの設計と工事監理の報酬」

を算出してみましょう。今回は詳細設計も構造計算もいらない

「その他の戸建住宅」

の場合です。



業務報酬の算定式

直接人件費+直接経費+間接経費

で求めます。

直接人件費・・・実際にかかった人数と時間です

直接経費・・・印刷代、交通費など業務に直接かかる費用です

間接経費・・・建築事務所の運営費です。

このうち直接経費と間接経費の合計がほぼ直接人件費に相当するそうです。

つまり算定式は次のようになります



業務報酬=直接人件費×2



標準業務量から人件費を求めます。

設計料が360(人・時間)

工事監理等が170(人・時間)

合計で360+170=530(人・時間)

です。



時間あたりの報酬を仮定します。

月収30万円の人がいたとして、

300,000÷20(日)÷8(時間)=1,875(円/時間)

ですから人件費は



530×1,875



業務報酬=530×1,875×2=1,987,500円

となります。



最終的にこれに特別経費と技術料等経費を足したものだそうです。



国の基準では150uの木造住宅で200万円請求できるとしているわけですね。

なるほど、勉強になります。
posted by カナダ at 16:32| Comment(2) | しごと
この記事へのコメント
報酬の定義って大変そうですね、
うちの仕事も全国社会保険労務士会連合会がだして、県会がだしてるものもありますが、もうざっくりしたもんでけっこう事務所ごとに勝手に決めてますw

というのがなかなかそれではお客さんが取れないんですよね・・・
価格競争はしたくないですねw
Posted by ひかる at 2009年02月15日 13:47
ひかるさん、はじめまして。

一番困ったことは基準が一般のお客さんには普及してないってことでしょうね。
実際に設計料をいくら取られるか心配という話をよく聞きます。

基準は基準ですからまずは聞きやすそうな人に尋ねたらいいと思います。
Posted by カナダ at 2009年02月16日 18:01
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